Kazunori Koga
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せん送り / 古賀和憲 -2018年10月4日
2018年12月8日(土)
江坂pine farmでライブをやります。
昼と夜で入替制の2回公演。
自身の企画ライブで2回公演をする事など、
僕にとっては前代未聞なのだが、やると決めたのです。

"12strings 20fingers"
〜血を奏でる〜
岸本耕誌gt
古賀和憲gt

ギターデュオ。

20年前。
当時、僕は18歳。
とあるガッコーで岸本さんに出会うのです。
まもなく、岸本さんのライブを見に行く事に。
忘れもしない、梅田ミスターケリーズ。
どの辺りの席に座ったのかも鮮明に覚えている。

ライブがおわり、帰り道の大阪駅前の歩道橋の上、「自分は、いつの日か、今日見たバンドの人達みたいになる。
今日見た人達といつの日か共演する。」
そう決めた。

ガッコー卒業後は、岸本さんの自宅にレッスンを受けに。
けど、結局、レッスンはたったの2回で終わってしまった。

「金がもったいないから、もうレッスンはいらんやろ。そんな事より、現場を見に来るか?ボーヤっていうねんけどな」

その日から、僕のボーヤ生活が始まるわけです。

車でお迎えに行って、機材搬入して、セッティングして、リハと本番を見学させてもろて、機材バラして搬出して、打ち上げ行って最後はご自宅に送り届ける。
ザックリ言うとそんな感じ。

その場に居ないと分からないこと、現場にいないと知り得ないこと、同じ空気を吸わないと気付かないこと、身体に染み込まないこと、その世界のニオイ、生き様。

職人仕事ですから。
学ぶためには、それしかないと思いますね。絶対に。

僕の知る限り、最も厳しく、最もシビアで、筋を通す、それでいて最も優しい人種のタイプのミュージシャン。

そういう人が僕の近くには2人いるのですが、そのうちの1人が岸本さん。
僕の師匠です。

産まれたての雛鳥の刷り込みってあるでしょ?
はじめに見たものを親と思う習性。

語弊がありますが、なんか、それと同じようなもんでして、僕にとって、初めてちゃんと関わった大人のミュージシャンは岸本さんで、その周囲のミュージシャンの方々で。
その人達の音や思考、、、、
プロのミュージシャンってのは、皆そういうタイプの人達ばかりだと思ってたんですよ。

ところが、、、、
あれ?
ん?
そうでもない?
なんか、、、、僕が知ってるのと、違うやん?
ふと気がつくと、そらまぁ、ユルユルのズルズルの、いろんな意味でアヤシイ人が、多い事、多い事、、、、、

「あっ!自分はありがたい事に、たまたまそう言うスジの人に育ててもらってたんやなぁ」

と気がついたのは27.8歳の頃。

僕は本当に人の出会いに恵まれている。

右も左もわかってない若い時期から、そのスジのミュージシャンの方々に縁させてもらった事。

育ってきた環境とは良くも?悪くも?(笑)恐ろしいもので、それが自分の中のスタンダードになり、常識になり、自分の中の柱になる。

岸本さんに出会って、弟子入りさせてもらってなかったとしたら、僕はただのギター好きのズルズルのニィーヤンで終わっていたでしょう。

僕に音楽で生きる全てのことを教えてくれた人。
僕は自分の事を、岸本さんの「作品」であると思っています。僕を作った人。

あっ、これ、同じ事をタモリさんが赤塚不二夫さんの葬儀の時に言うてましたけど、、、僕の方が先やからね!言い出したのは(笑)
まぁ、それはさておき、、、、、
まぁ、そういう事です。

12/8は僕は命の恩人と音を重ねさせてもらうということです。

何年かに一回くらいのペースで、岸本さんにはデュオをお願いする。

近況報告のつもりで。
「何弾いとんねん!お前〜ちゃんと弾かんかい!!まだまだやなぁ!!」って言うてもらいたくて。

"せん送り"って言葉

ある時、2人で飲んでる席で、岸本さんが言いはった。

「前の世代から次の世代へ、そこからまた次の世代へ、順番に大事なもんを繋いで伝えていくねん。"せん送り"て言うてなぁ〜。お前にはDNAを残せたと思うねん。"せん送り"や!」

その言葉に、込み上げるものを堪える事が出来ず、やっとの想いでしぼり出した「ありがとうございます。。。。」の声が、震えました。

その後、どこを調べても、"せん送り"って言葉はみつからないんですけど、この言葉が大好きです。


12/8(sat)
江坂pine farm
"12strings 20fingers"
岸本耕誌gt
古賀和憲gt

昼公演
13:00open
13:30start
2500円

夜公演
18:30opne
19:00start
2500円

師弟の「血」を奏でます。